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まとまった考えが浮かんだら書いています

最近のメモ帳から

しばらく何も書いていませんでしたが、アクセス解析を見ると、意外にも毎日5-10人くらいの人がこのブログを訪問してくれているようです。感謝します!

しかも、Yahoo!検索で引っかかって来る人が最も多いという意外な事実。検索といえばGoogleだと思っていたが意外にそうではないのだろうか?

 

最近のメモ帳から適当に

 

・「見聞を広く持て」とは、具体的には、今自分の置かれている立場を相対化し、それ以外の道もある、違う世界もある、ということを知ることである。

 

・絵本の挿絵ばかり集めた展覧会に行ってきた。絵本は、考えてみれば当然だが、大人が描いている。中学校の国語の先生は「絵本は大人の読み物です」と言っていた。パウル・クレーの絵は、子どもが描いた絵のようだ。あれが大人の描く絵だろうか?子どもっぽさをいつまでも保つことは容易ではない。むしろ稀である。そういう天才的な大人が時々いる。

 

・文章を読んでいて分からなくなるときは、その文章の単語の意味が多義的に取れるので、何を言いたいのかが分からなくなる。

 

・文章を書いていると、自分の書いたすべての文章に引用がつけられるように思うことがある。自分の知っている知識には何らかの出所が必ずあるのだろうか?

 

・計画を立てるときは、ある程度のゆるさをもって立てるのである。なぜゆるいかというと、そんな正確に物事がうまく進むかなど分からないからだ。訳も分からず計画を細かくし過ぎると、計画に縛られる。そもそも、はじめから計画が破綻する。昔親戚の小学生が、分刻みの「夏休みの予定表」を立てていて家族一同大爆笑したことがある。8時起床、8時1分トイレ、8時5分朝食、8時15分歯磨き、・・・。計画とはそういうものではない。

 

・ピアノを正確に弾くには、正しい操作を順に続ければよい。それだけのこと。しかしそれが難しい。普段の練習では個々の部分についてはそれができている。それを全曲通じてとなると難しい。確率的にうまくできたりできなかったりする。なぜ?人間の注意力、集中力。

 

・怒り、憎しみを人にぶつけても、それは怒り、憎しみしか生まない。それは最も悪いこと。

 

・物真似芸人と絵画。本物を、理想的な形で、そっくり真似るとウケる。なぜ?パスカル「本物は平凡で、誰も賞めやしないが、その本物を、いかにも本物らしく描くと賞められる。画家とは、何と空しいつまらぬ職業だろう」(小林秀雄「近代絵画」から孫引き)

 

・家に帰るまでが飲み会。遠足のときの小学校の先生の言葉を思い出そう。

 

・北欧といって何を思い浮かべるか?

 

 その土地の風土、自然を大切にする以外に、他の地域と差別化する方法はない。

 

・究極に科学が発達した状態ってどんなものか?人間がいなくなる?

 

・ニュートンの運動方程式アインシュタインの重力方程式など、物理学の基本的な方程式が美しいと思うのは、ベートーベンの曲のテーマが美しいと思うのと同じ。それ自体は味気ない。それだけを見ていても美しさはよく分からない。その後の展開、発展を知るから面白い。それを知れば方程式やテーマを見たときに、そこから広がる世界を想像しつつじわじわとした感動を覚えるだろう。

 

・人生の師と仰ぐ人が本の世界の中にいてもいいではないか?

 

・まず常識がないと、専門的知識は役に立たない。むしろ役立たせてはいけない。(常識とは何だろう?)

 

・芸術家も、世界について何かを掴んだ人でなければならない。哲学者と同じ。芸術家は、それを芸術という手段で表現する。

 

・競争と協力の関係は微妙。

 

・ほとんどのことはやればできる。何を、どれだけ一生懸命にやるか、だ。

 

・人生におけるチャンスは空から降ってくる雪のよう。うまく受けとれば手で掴める。一度地面に落ちてしまえば溶けてなくなる。